2020年5月24日日曜日

新型コロナウィルス感染状況(福岡・東京):5/24更新

これまで、福岡県内の新型コロナウィルスによる感染状況をモニタリングするため、表やグラフごとにブログをアップしそれぞれ更新してきました。
緊急事態宣言が解除された今、私たちは、これまでのような極限的な行動制限が、感染状況をどこまで抑え込めるかを試すのではなく、制限された生活の延長線上にあるはずのウィルスとの共存ラインを探るべく、新しい生活様式を考え始めなければなりません。
そこで、これまでアップしてきた表やグラフをこれから始める生活の「モニター」として見ていきたいと思います。
23日、この8日間出なかった新規感染者の報告がありました。ここで、軽々に言えませんが23日というのは「宣言解除」から9日目、解除による緩みの可能性も。

①福岡県の感染者の発生状況を数値データとして
 福岡市(区毎)、北九州市、その他の市、郡部、(感染経路の)調査中

ここには新規感染者しか載せていませんので、福岡県のデータより3人少なくなってます。
23日の4人は、皆さん感染経路が分かってませんのでクラスター系とは違うようです。確率に支配される接触感染ですので、少人数でも発症が続くようであれば宣言解除の影響の可能性は否定できないでしょう。

②感染者発生数の累計値
比較のために東京都の累計値と一緒に示してます。
これまでの図は東京都と2週間ずらしてましたが、時間軸は揃えました。


③感染の発生数とその傾向
これも東京都をリファレンスにしてます。

23日の久々の発症で23日の位置に4名分の小さな棒グラフが出てしまいました。傾向線の方はまだピクリとも動いていませんが、傾向線が動くようだとかなり気を引き締める必要があります。