2021年10月2日土曜日

新型コロナウイルス感染状況(福岡県):2021.9/30

 新型コロナウイルス感染状況(福岡県):2021.7/2

9月30日までの新型コロナウイルスによる感染状況をUPします。
<まず発症から現在まで>

<令和3年9月>
9月末現在、ようやくCOVID-19第5波の終息が見え始めました。とは云うものの、世は既に第6波の心配をしています。終息の理由に明確な理論もない状況で、6波の話もないんじゃないかとは思いますが・・・・・。
いずれにしても自身を守ることは怠りないようにしましょう。


次の図でも第5波のすごさが分かります。しかし、宣言のたびに見事に感染者数が減少してしまうのはどうしてでしょう。また、数ヵ月を待たずに再び増え始めるのはなぜでしょう。この原因に関しては、まだ、科学的で理論的な説明はされていません。
繰り返し起こる感染の波は、触れ合う回数や距離、マスクを外す頻度、気の緩み等々、いろんな意味で、いわゆるソーシャルディスタンスが宣言の解除で反動的に無くなってしまう結果なのかもしれません。


8月は第5波のピークでした。行政区ごとの感染者数を示す次の表を見ても終息は間違いないようです。

棒グラフで見ると次の図のようになります。第5波はとてもでかいものでした。



<感染者数と死亡者数の経時変化を見て>
ようやく、新規感染者数と死亡者数との間にかなりはっきりとした関連が見えてきました。死亡者は新規感染者のほぼ1ヵ月遅れで発生する傾向にあり、時系列的には感染者数の波とほぼ相似した波形を示しています。参考に示した東京都と大阪府もほぼ同じ傾向です。
しかし、最も大きい感染の波第5波に関しては第4波以前と違い、3都府県共通して、感染者数に対する死亡者の発生割合がかなり低く抑えられた様子が見られます。報道では医療崩壊の危機とかなり声高に叫ばれていましたが、ご覧の様に少なくとも3都府県は第5波の危機を乗り越えました。といっても、危機を脱したわけではありません。今あるのは、医療現場の献身的な頑張りのお陰です。
今後我々に出来ることは「感染」しないこと、世の中へ対するこれ以上の貢献はありません。