2021年1月16日土曜日

新型コロナウイルス感染状況(福岡・東京):2021.1/15

 福岡県の新型コロナウイルスの感染状況を以下に示します。以前から云われていたことではありますが、このウイルス、冬場の感染力は考えていた以上に強いですね。

とうとう福岡も以前の最高値をダブルスコアで更新してしまいました。闘う手段のない我々としては、守りを固める以外手の施しようがありません。


発症数の推移をいつものように棒グラフと平面分布図で示しました。
多いのは相変わらず博多区と中央区です。


平面分布には3つの波がはっきりと見られます。その規模を見ると第1波はおよそ1か月、第2波になると2か月ほどに大きくなり、今、真っただ中の第3波は今がピークかもはっきり分からないほどの大きな波となっています。
これまで経験した1波も2波も、減衰日数に増加時のおよそ2倍の時間がかかっていますので、今が第3波のピークだとしても連休前に感染者の発症数が落ち着くかどうか危うい感じがします。何をもって「落ち着く」と言えるのか分かりませんが、近い将来に新規感染者の発症が無くなることがあるのでしょうか?



累計図の場合、発症「0」が続いてもグラフの先端は水平に並びますから、数字が出れば必ず右肩上がりになるグラフですが、グラフの書き方もあるんでしょうがグラフの先端が鋭すぎます。



緊急事態宣言が出ましたが、コミュニケーションの最小単位である家族ですらそれを制限される状況にあるなかで、それ以上に何を求めるのか。
福岡県もまだまだ増えるんでしょうね。