2021年4月1日木曜日

新型コロナウイルス感染状況(福岡・東京):2021.3/31

 新型コロナウイルス感染状況(福岡・東京):2021.3/31

福岡県における3月31日までの新型コロナウイルスによる感染状況を以下に示します。予測されたことですが、日毎にデータ数が増え続けています。表が大きくなりすぎましたので月毎データと日毎のデータの2つに分けました。


3月に入って福岡市は1日当たりの感染者数が10人を超えていません。県で見ても50人を超えませんでした。年度末のイベントが多くなりがちな時期、稀有なことではないでしょうか。
関東、東北、近畿と既に第4波の前兆が見え始めたかと云われている中、むしろ福岡県がニュースにならないのが不思議です。

発症数の推移をいつものように棒グラフと平面分布図で示しました。


完全に0にはなり切っていませんが第3波の終わりの様子を示しています。


第1波の後半から第3波の終息まで。長かった3波の様子がよく分かります。終息とはいえ昨年の5月や6月とは様子がかなり異なり、何となく火種が見え隠れしているようです。



感染者数の累計が東京都は12万人を超えました。福岡県ももうすぐ2万人を超えます。東京都と福岡県人口は順に1400万人と500万人、人口密度は6350人/平方キロと1020人/平方キロ。両都県の感染者数の割合は当然かもしれませんが人口より人口密度に近いようです。



新規感染者数と死亡者数を、時系列を合わせて示しました。時間軸が半月増えただけで前回の図と同じものです。福岡は感染者数が比較的低いレベルにあるためか、僅かずつ死亡者が減少しているようです。東京も図では感染者数が安定していますが、人数は福岡が50人程度に対し、東京は300人前後。東京で死亡者数が低いレベルまで下がるには時間がかかるのかもしれません。

とは云うものの、東京と福岡それぞれの総感染者数に対する死亡率は東京都:1.46%、福岡県:1.75%と相変わらず福岡県が高く、両都県とも毎日僅かずつですが高くなってます。
ちなみに、日本で一番高いのは今のところ岩手県で4.93%、最低は島根県の 0.00%です。両県とも感染者が非常に少ないです。島根県は頑張ってほしいですね。