2020年12月16日水曜日

新型コロナウイルス感染状況(福岡・東京):12/15

 福岡県の状況がどれほどのものか、話題の多い都府県(東京、大阪、愛知、北海道)と福岡県を並べてみました。地域間の比較ができるようグラフのスケールは概ねそろえています。


傾向線を見ると大阪、愛知はそろそろピーク、北海道は下がり始めています。福岡と東京はこれからも増えそうです。と、簡単に言えればいいですが・・・・・・・。そう簡単には行かないでしょう。

次の表にはいつも通り福岡県の実数を示しました。
冬に入り、全国的に新規感染者の発生数が更新されているなか、福岡県の第3波は、比較的ゆっくりと増加しています。


福岡市の様子を棒グラフと時空間の水平分布図で示します。第3波では東区が減少し、南区が増加しています。

水平分布でみると、福岡県の場合第3波は1波、2波に比べ助走が長いようです。いい方に考えれば福岡県が頑張っているともいえるし、悪い方に考えると第3波は長引く可能性がある。とも言えます。ワクチンはまだ先、今、高齢者は本気で守りに入るべきかも。



相変わらず地味な図です。これは累計値ですからグラフが横一線に並ぶ(新規の感染者ゼロが続く)のが理想的なんですが、東京はかなりの勢いで増える一方です。東京には医療崩壊が待ち受けているかもしれません。



今日16日、福岡県の新規感染者が141名見つかりました。これまでの最高値を更新したわけではありませんが、福岡県も第3波が第2波を超える可能性が大きくなりました。下の図は15日現在の図ですが福岡県の傾向線は上を向いてこれからも増加することを予測しています。感染者がさらに増えると医療崩壊も他人ごとではなくなります。