2020年7月16日木曜日

新型コロナウィルス感染状況(福岡・東京):7/15


県境移動が解禁されて10日程経って、数は多くないものの毎日感染者が出ています。
福岡県は鹿児島県の”ショウパブ”クラスターの影響を多少受けましたが、今のところ近県に助けられて何とか凌いでいるという感じです。


市内感染者の推移を区ごとに棒グラフにしました。
第一波の時は中央区と博多区を中心に各区に感染者が見られますが、最近は交通の要所である博多区と中央区が起点となって市内に広がっているようです。
このような状況下「GoTo」ですか?…


東京都は、感染者の急増はPCR検査の圧倒的な数が原因といっています。これまでと質の異なるデータを集めて病床確保の基礎データになるのでしょうか?
おまけに、この質の異なるデータを根拠に警戒レベルを最大にするなどパニックとしか思えません。




図中に感染者数の推移に関わると思われるプラカードを立てています。
福岡県の感染症の推移には、このプラカードに沿った素直な反応がみられます。緊急事態宣言後は約1カ月で新規感染者が「0」になり、宣言が解除されると10日程で北九州にクラスター、これが落ち着くと県境移動解禁後、7月に入り県内に再び感染者が発生し始めました。北九州のクラスターは宣言解除と殆ど関係ないとは思いますが、7月に入ってからの感染者の動向は、先ほどの福岡市内の動向にも見られたように、移動解禁が原因のようです。

この状況を私たちは受け入れなければなりません。受け入れた上で、東京都の様な感染拡大が続く状態にならないよう、原則をきちんと守った生活をするべきでしょう。
東京都のデータをみると「東京解禁」を境にして棒グラフの山が二つあります。しかしではPCR検査の方法が変わっているので意味が違ってきています。
東京都は現状を評価し将来を見極めようにも、過去のデータは意味を失っておりそれが出来ません。
東京都でこのまま感染拡大が続くと、福岡空港や博多駅を持つ博多区は東京との関わりは避けられないことから、新型コロナウイルスに関して東京は無関心ではいられない存在となりました。